自然環境の調査方法

各種の動植物調査を行い、動植物の同定・計測など幅広く対応いたします。

哺乳類

フィールドサイン調査

  • 調査地域内を踏査して、足跡や糞、巣、食痕、モグラの塚・坑道などの生活の痕跡を探します。
  • 生活の痕跡は哺乳類の種類によって特徴があり、どのような哺乳類が生息しているのかがわかります。

トラップ調査

  • フィールドサイン(痕跡)調査では確認の難しいネズミ類などを対象とした、トラップ(わな)を使った調査です。
  • 調査地域内に適宜トラップを設置し、哺乳類を捕まえます。
  • トラップ(わな)には、シャーマントラップやはじき罠(パンチュートラップ)などがあります。
  • はじき罠では罠にかかったものが死んでしまいますが、シャーマントラップでは生け捕りにすることができます。
  • 鳥獣保護の観点から、トラップ調査は生け捕りが基本となって、最近でははじき罠(パンチュートラップ)を使用することはほとんどありません

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鳥類

ラインセンサス調査

  • 調査地域内にセンサスルートを設定します。
  • 設定されたセンサスルートを時速1.5~2.5km程度の速度で歩きながら観察し、鳥類を姿または鳴き声により確認し、種数、個体数などを記録します。

定点観察調査

  • 調査地域内に調査定点を設定します。
  • 設定された調査定点において、双眼鏡や望遠鏡を用いて60分程度の観察を行い、その間に出現した鳥類を姿または鳴き声により確認します。

任意観察調査

  • センサスルートや定点位置、調査時間などを特定せずに、姿または鳴き声により鳥類を確認します。

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両生類・爬虫類

捕獲確認、目視観察

  • 調査地域内の沢や水田、水路、溜池などを中心に踏査し、成体、幼体及び卵等の捕獲確認もしくは目撃、鳴き声などにより、どのような両生類や爬虫類が生息しているのかを確認します。

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陸上昆虫類

昆虫類は種類数が非常に多く、個体を見てすぐに「この種」とわからないことが多いため、基本的に採集してから後ほど生物の種名を調べます。
昆虫類を採集するには、以下のような方法があります。

任意採集・直接観察

  • 見つけ採り:調査地域を踏査し、昆虫を見つけて捕まえます。
  • ビーティング法:樹木の葉や枝を叩き落下する昆虫類を捕虫ネットで受けます。
  • スウィーピング法:低木や草むら等をなぎ払うようにして捕虫ネットですくいとります。昆虫類の目撃あるいは鳴き声により確認します。

ライトトラップ調査 (夜間に光に集まってくる昆虫を採集する方法)

  • カーテン法:見通しの良い場所に白色のスクリーンを張り、夜間その前に光源を吊して点灯し、スクリーンを目がけて集まる昆虫を採集します。
  • ボックス法:光源に誘引された昆虫類を収納箱に落とし込んで採集します。

ベイトトラップ調査 (夜間に光に集まってくる昆虫を採集する方法)

  • 地上徘徊性の昆虫を採取するため、餌を入れたピットフォールトラップを地中に埋めて、トラップ内に落ちた昆虫類を採集します。

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魚類

網等による捕獲調査

  • 投網、タモ網等、対象とする種や水域の特性に応じた漁具を用いて魚類を採捕して、生息種を確認します。また、電気ショッカーを用いる方法もあります。 主な漁具の形態は、こちらから。

目視観察調査

  • 陸上からあるいは潜水により水中から魚類を直接観察し、生息種を確認します。

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底生動物

底生動物の採集方法には、定性採集法と定量採集法とがあります。採集した動物は砂泥等と選別した後、容器に収容後ホルマリンで固定し、 後日室内にて生物の種名を調べます。

定性採集

  • 多くの環境に生息する底生動物を採集するため、ネット、タモ網、サデ網等、適宜さまざまな採集用具を使用して採集する方法です。採集道具(方法)、回数等を設定せずに採集します。

定量採集

  • 採集道具(調査方法)、調査回数等をあらかじめ設定し、定量的に調査する方法です。
  • コドラートを設置し、サーバーネット等で既定面積・回数で定量的な採集を行い、生息種と個体数を確認します。
  • 水深が深い場所では、橋あるいはボート上より、エクマンバージ型採泥器を用いて既定回数採泥し、フルイで濾して残った生物を採集します。

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植物調査

植物相調査

  • 調査地域内を踏査して、見られた植物について植物名を記録し、どのような草や樹木が生えているかなどを把握します。

植生調査 (植生図作成)

  • 調査地域内を眺望・踏査し、現存植生図を作成します。群落の区分は現地調査時に相観および優占種によって行います。
  • 現地での植生図作成にあたっては、空中写真等をもとに事前に概略植生区分図を作成し、参考とします。

群落組成調査

  • 植生が典型的に発達している群落の中のできるだけ均質な場所にコドラート(方形区)を設置し、コドラート内の各階層(高木層・亜高木層・低木層・亜低木層)の平均的な高さ、優占種、植被率、および胸高直径(木本の場合のみ)を測定し、記録します。
  • コドラート内に生育するすべての構成種を把握し、被度・群度を記録します。 なお、被度・群度については、ブロン-ブランケの被度・群度に従います。

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